中国は、世界中の資源を漁っているとの批評があるのだが、経済成長が続く中国では、所得増加による国民の需要と合わせて電力需要が年々伸びている。
資源確保への努力を惜しまない中国と、省エネに向いている日本とでは環境が全く違うと理解する必要がある。
尖閣諸島問題にしても、海底資源の取り扱いが問題になっているが、日本は中国と正面切って張り合う必要はない。
また、資源埋蔵が確認されたとしても、開発コストにより利益に見合わないことにもなる。
例えば、メタンハイドレートだ。
騒いでいるのは、日本だけであり、中国は天然ガスに手をつけているのはご存知だろう。
海洋権益の配分があったとしとも地球は一つ。
必要な資源量の配分と、共同開発、そして、メタンハイドレートなど、コスト低減のための開発で協力するなどし、日中の交流を一つでも増やす必要があるはずだ。
闇雲に、ナショナリズムを掲げ張り合うよりも、政治的なメリットにおいても何倍もあるはずだ。
中国が必要とするエネルギー、資源量を割り出し、効率良い開発技術の提供と省エネ技術の提供こそが日本の立場だと言えよう。
これこそが、外交戦略というものであり、日本を見る世界の目も変わるはずだ。